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【注目】FRBは12月まで据え置きとの見方も 大統領選挙を控えて傍観

 FRBが12月まで利下げを開始する可能性は低いとの見方も出ている。本日の米雇用統計を受けて、米大手銀からは利下げ見通しの後退が相次いで発表になっており、従来の7月利下げ予想を撤回し、9月や11月に先送りしている。

 そのような中、一部のエコノミストからは12月まで据え置きとの見方も出ている。市場では9月まで利下げを見送ると見ているが、本日の米雇用統計や最近のFOMC委員の発言からは、利下げサイクル開始の道筋を顕著に長期化されており、FRBは依然としてデータに依存しているという。FRBは来週と7月にもFOMCを開催するが、11月の大統領選挙を控えて傍観すると見ているという。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美


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