【市況】株価指数先物【昼】 ナイトセッションの価格レンジでの推移
日経225先物は11時30分時点、前日比190円安の3万8750円(-0.48%)前後で推移。寄り付きは3万8680円と、シカゴ日経平均先物の清算値(3万8650円)にサヤ寄せする形から、売り先行で始まった。売り一巡後は押し目狙いのロングにより、一時3万8840円まで下落幅を縮める場面もみられたが、中盤にかけてはショート優勢の動きのなかで3万8580円まで売られた。ただし下値の堅さも意識されており、終盤にかけて3万8760円辺りまで下げ幅を縮めた。
日経225先物はナイトセッションの価格レンジでの推移であり、オプション権利行使価格の3万8500円から3万8875円となる。狭いレンジでの推移であり、積極的な売買は限られているようだ。下値の堅さを見極めつつ、押し目狙いのロング対応に向かわせよう。一方で13週移動平均線が位置する3万8780円辺りでは強弱感が対立しやすい。この水準を突破しても75日線が位置する3万8890円に接近する局面においては、戻り待ち狙いのショートが入りやすいだろう。
なお、NT倍率は先物中心限月で13.90倍に低下した。ファーストリテイリング <9983> [東証P]、東京エレクトロン <8035> [東証P]が日経平均型の重荷となっているが、直近のボトム圏での膠着であるため、スプレッド狙いの動きは入っていない。
株探ニュース