三井不 <日足> 「株探」多機能チャートより
三井不動産<
8801>や三菱地所<
8802>、住友不動産<
8830>など、金利上昇デメリットセクターである不動産株が軒並み高となり、東証の業種別指数で「不動産業」が上昇率上位に入っている。円債市場で新発10年債利回り(長期金利)は30日に一時1.1%をつけた後に上昇が一服した。同日実施の2年債入札が無難な結果となったことで、債券需給を巡る警戒感が和らぎ、債券価格に上昇圧力(金利に低下圧力)を掛けた。同日の米債券市場で米長期金利が低下したことも相まって、不動産株に関しては買い戻しの流れが優勢となったようだ。野村不動産ホールディングス<
3231>や東京建物<
8804>も堅調に推移している。
出所:
MINKABU PRESS