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【通貨】英ポンド週間見通し:上げ渋りか、200円台で利食い売りが増える可能性


■堅調推移、英国のインフレ持続を意識

今週のポンド・円は堅調推移。一時200円を上回った。インフレ持続を意識したポンド買い・円売りが観測された。日本の円買い介入に対する警戒感はあるものの、英国のインフレがすみやかに緩和するとの見方は後退し、英中央銀行は政策金利を長期間据え置く可能性があることもポンド買い・円売りを促したようだ。取引レンジ:197円39銭-200円07銭。

■上げ渋りか、200円台で利食い売りが増える可能性

来週のポンド・円は上げ渋りか。英中央銀行の利下げ開始時期は後ずれの公算。英国の景気回復期待は消えていないため、リスク回避目的のポンド売りは抑制されるとみられる。ただ、節目の200円を超える局面では利益確定を狙ったポンド売り・円買いが増える可能性があるため、ポンド・円は200円台半ば近辺で上げ渋る展開もあり得る。

○発表予定の英国の主要経済指標・注目イベント
・特になし

予想レンジ:198円00銭-201円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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