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【材料】スノーフレイクが決算 ただ、アナリストからは先行きに慎重な声も=米国株個別

(NY時間10:21)(日本時間23:21)
スノーフレイク<SNOW> 157.91(-5.44 -3.33%)

 クラウドを活用したビッグデータの保管分析サービスを手掛けるスノーフレイク<SNOW>が下落。前日引け後に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益は予想を下回ったものの、売上高は予想を上回った。製品の売上高が予想以上だった。ガイダンスも公表し、第2四半期の製品売上高の見通しが予想を上回ったほか、通期の製品売上高の見通しを上方修正した。

 ただ、株価は冴えない反応。アナリストからは先行きに慎重な声も聞かれる。「コア事業のデータウェアハウス事業の業績は好調だったが、新しいソリューションのポートフォリオの成熟と拡大に時間がかかりそうなほか、競争環境激化により、当面の成長が抑制される可能性もある」と述べた。

 通期の製品売上高の成長率見通しは24%で、第1四半期の34%より緩やかな減速を示唆しているとの指摘も聞かれた。

 株価は上昇して始まったものの、直ぐに戻り売りに押され下げに転じている。

(2-4月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.14ドル(予想:0.19ドル)
・売上高:8.29億ドル(予想:7.86億ドル)
  製品:7.90億(予想:7.49億ドル)
・売上維持率:128%(予想:125.7%)
・粗利益率(調整後):74%(予想:73.3%)
・残存履行義務:50億ドル(予想:48.5億ドル)

(5-7月・第2四半期見通し)
・製品売上高:8.05~8.10億ドル(予想:7.87億ドル)
・営業利益率(調整後):3%

(通期見通し)
・製品売上高:33.0億ドル(従来:32.5億ドル)(予想:32.6億ドル)
・営業利益率(調整後):3%(従来:6%)

【企業概要】
 メンテナンス費用がほぼ不要なデータクラウドの開拓に取り組む。クラウドネイティブアーキテクチャ上に構築されるプラットフォームにより、顧客はデータを単一の信頼できる情報源に統合し、有意義なビジネス洞察の推進、アプリケーションの強化、地域やパブリッククラウド間でのデータ共有が可能となる。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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