【市況】ETF売買動向＝21日前引け、ＭＸナスヘ有、ＷＴアグリが新高値

　21日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比41.2％減の1480億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同48.8％減の1064億円だった。

　個別では上場インデックスＮＡＳＤＡＱ１００為替ヘッジあり <2569> 、ＭＡＸＩＳ米国株式（Ｓ＆Ｐ５００）上場投信 <2558> 、ＭＡＸＩＳナスダック１００上場投信（為替ヘッジあり） <2632> 、ｉシェアーズ　Ｓ＆Ｐ　５００米国株　ＥＴＦ <1655> 、グローバルＸ　ＵＳ　テック・トップ２０　ＥＴＦ <2244> など40銘柄が新高値。ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＪＰＸ日経４００ダブル <1466> 、ＪＰＸ日経４００ベア２倍上場投信（ダブルインバース） <1469> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００インバース <2842> 、ＴＯＰＩＸベア２倍上場投信 <1356> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＪＰＸ日経４００イン <1465> など7銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　小麦上場投資信託 <1695> が4.30％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ブロード上場投資信託 <1684> が3.78％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> は5.54％安、ＮＥＸＴ　日経・ＪＰＸ白金指数連動 <1682> は3.99％安、純プラチナ上場信託（現物国内保管型） <1541> は3.88％安、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> は3.47％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が66円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金710億900万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均920億200万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が64億円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が55億5300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が51億700万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が50億2200万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が49億6800万円の売買代金となった。

株探ニュース