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【通貨】外為サマリー:一時155円59銭まで上伸、日米金利差の拡大を見込んだドル買い流入

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 17日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=155円45銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円05銭程度のドル高・円安となっている。

 16日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=155円39銭前後と前日に比べて50銭程度のドル高・円安で取引を終えた。4月の米輸入物価指数が大幅な伸びとなったことなどを受け、米早期利下げ観測がやや後退するなか一時155円53銭まで上伸した。

 東京市場に入ってからもドルを買い戻す動きが続き、午前9時30分ごろには155円59銭をつける場面があった。前日に米長期金利が上昇したことで、日米金利差の拡大を見込んだドル買い・円売りが流入しているようだ。ただ、日銀が午前10時過ぎに通知する国債買い入れオペで減額があるかどうかを見極めたいとする向きもあり、一段の上値追いには慎重さが感じられる。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0862ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0010ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=168円86銭前後と同95銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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