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【通貨】外為サマリー:一時157円80銭台に上伸、日米金利差拡大が意識されドル買い優勢

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 1日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=157円74銭前後と前日の午後5時時点に比べて90銭弱のドル高・円安となっている。

 4月30日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=157円80前後と前日に比べて1円45銭程度のドル高・円安で取引を終えた。同日に発表された米経済指標でインフレ圧力の根強さが示されたことを受け、米長期金利が上昇するとともにドルが買われ一時157円85銭まで上伸した。

 日米金利差の拡大が意識されるなか、この日の東京市場のドル円相場も堅調な展開となっている。米連邦準備理事会(FRB)が1日(日本時間2日未明)に公表する米連邦公開市場委員会(FOMC)とパウエルFRB議長の会見を控えて一段の上値追いには慎重なムードも感じられるが、米政策金利の高止まりが続くとの見方からドルが買われやすく、午前9時50分ごろには157円85銭をつける場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0662ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0040ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=168円20銭前後と同30銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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