【材料】ペプシコが決算受け下落 海外好調も北米が不調=米国株個別
(NY時間10:55)(日本時間23:55)
ペプシコ<PEP> 172.08(-4.38 -2.48%)
ペプシコ<PEP>が下落。取引開始前に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、コア1株利益、売上高とも予想を上回った。海外事業が好調で北米での販売量落ち込みを相殺した。メキシコ、ブラジル、中国などの新興市場とオーストラリアは既存事業売上高が2桁の伸びとなった。英国も1桁台後半の伸びだった。
一方、北米の食品・飲料部門の販売量は減少。飲料の販売量は5%減少した。物価高の影響で消費者がプライベートブランド(PB)の商品へと切り替えていることが背景にある。
アナリストは「売上高とコア1株利益は予想を上回ったが、ガイダンスは維持された。ガイダンス維持は消費者の不透明な環境と北米事業におけるトレンドの鈍化を浮き彫りにした」と指摘している。
(1-3月・第1四半期)
・コア1株利益:1.61ドル(予想:1.52ドル)
・売上高:182.5億ドル(予想:180.7億ドル)
フリトレー北米:56.8億ドル(予想:57.2億ドル)
クエーカーフーズ北米:5.93億ドル(予想:6.04億ドル)
ペプシコビバレッジズ北米:58.7億ドル(予想:58.5億ドル)
欧州:19.4億ドル(予想:19.2億ドル)
南米:20.7億ドル(予想:19.5億ドル)
アフリカ・中東・南アジア:10.4億ドル(予想:9.92億ドル)
アジア太平洋・オセアニア・中国:10.6億ドル(予想:10.0億ドル)
(通期見通し)
・コア1株利益:8.15ドル以上(予想:8.16ドル)
・既存事業売上高:4.0%増(予想:4.2%増)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ペプシコ<PEP> 172.08(-4.38 -2.48%)
ペプシコ<PEP>が下落。取引開始前に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、コア1株利益、売上高とも予想を上回った。海外事業が好調で北米での販売量落ち込みを相殺した。メキシコ、ブラジル、中国などの新興市場とオーストラリアは既存事業売上高が2桁の伸びとなった。英国も1桁台後半の伸びだった。
一方、北米の食品・飲料部門の販売量は減少。飲料の販売量は5%減少した。物価高の影響で消費者がプライベートブランド(PB)の商品へと切り替えていることが背景にある。
アナリストは「売上高とコア1株利益は予想を上回ったが、ガイダンスは維持された。ガイダンス維持は消費者の不透明な環境と北米事業におけるトレンドの鈍化を浮き彫りにした」と指摘している。
(1-3月・第1四半期)
・コア1株利益:1.61ドル(予想:1.52ドル)
・売上高:182.5億ドル(予想:180.7億ドル)
フリトレー北米:56.8億ドル(予想:57.2億ドル)
クエーカーフーズ北米:5.93億ドル(予想:6.04億ドル)
ペプシコビバレッジズ北米:58.7億ドル(予想:58.5億ドル)
欧州:19.4億ドル(予想:19.2億ドル)
南米:20.7億ドル(予想:19.5億ドル)
アフリカ・中東・南アジア:10.4億ドル(予想:9.92億ドル)
アジア太平洋・オセアニア・中国:10.6億ドル(予想:10.0億ドル)
(通期見通し)
・コア1株利益:8.15ドル以上(予想:8.16ドル)
・既存事業売上高:4.0%増(予想:4.2%増)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース