【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 八洲電機、富士フイルム (17日大引け後 発表分)
八洲電機 <日足> 「株探」多機能チャートより
4月17日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
八洲電機 <3153> [東証P] ★前期経常を5%上方修正・最高益予想を上乗せ
◆24年3月期の連結経常利益を従来予想の38億円→40億円に5.3%上方修正。増益率が29.7%増→36.6%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。前期業績の上方修正は2月に続き、4回目。各事業部門で年度末の事業環境が想定を上回り、業績が好調に推移する見込みとなったことを反映した。
富士フイルム <4901> [東証P] ★前期税引き前を5%上方修正・最高益予想を上乗せ
◆24年3月期の連結税引き前利益を従来予想の2950億円→3100億円に5.1%上方修正。増益率が4.5%増→9.8%増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。新型コロナウイルスワクチンの原薬製造に関して受領したキャンセルフィーが想定を下回ったものの、投資有価証券評価益が増加したことなどで税引き前利益は上振れした。
併せて、中期経営計画を策定。27年3月期に売上高3兆4500億円、税引き前利益3600億円、31年3月期に売上高4兆円を目指す。
株探ニュース