【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (4月15日記)
伊藤智洋(テクニカルアナリスト)
日経平均株価は、前週末の225先物が3万9000円以下へ下げた流れを映して、寄り付き値が大きく下放れて始まる公算です。
寄り付きでの下放れで弱気の流れの継続を示すことから、本日は、寄り付き後、そのまま下げの流れへ入り、4月5日の安値3万8774円を試す動きになると考えられます。
本日、3万8774円を割れると、弱気の流れを再確認して、その後は、下降の流れを継続する公算です。
本日、3万8774円前後で下値を支えられる展開になると、下げが勢いづく可能性がある場面でそうならなかったことで、その動きが下値堅さを示唆していると見ることもできます。
本日、下げにくい展開になると、目先は、3月から続いている3万9000円以下での下値堅さを継続する可能性を考えておく必要が出てきます。
情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。2月10日発売!最新刊「高速取引・AI・アルゴのやっかいな値動きに負けない 弱者でも勝ち続ける『株』投資術」、「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。
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