【業界】【楽天証券】投信積立月額設定金額が2000億円突破　1年8カ月で1000億円増、約400万人が利用

　楽天証券は4月9日、投信積立の月額設定金額が2000億円を突破し、投信積立を設定している顧客が約400万人になったと発表した。2022年8月に1000億円到達後、約1年8カ月で1000億円増となった。

　同社は2017年8月に「楽天ポイント」を使った投資信託の購入、2018年10月に「楽天カード」クレジット決済、2022年6月にはオンライン電子マネー「楽天キャッシュ」で投信積立ができるサービスを開始。

　2023年12月末時点で、投信積立設定者の94.1％がこれらの決済手段を利用しており、また、2023年10月には、毎月の平均残高に応じてポイントがたまる「投信残高ポイントプログラム」を開始し、対象の「楽天・プラス」シリーズの純資産残高が約3カ月で1000億円を突破するなど「投資信託を活用した資産づくりの勢いは増加傾向」だという。

　2024年3月10日には、「楽天カード」クレジット決済の月額上限額を5万円から10万円に引き上げ、「楽天キャッシュ」と合わせて、月額15万円までキャッシュレスで投信積立が可能に。これらが、設定金額2000億円突破と設定者数約400万人につながったとしている。

株探ニュース