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【市況】ダウ平均、一時300ドル超下落 米CPIを警戒した動き=米国株

NY株式9日(NY時間10:51)(日本時間23:51)
ダウ平均   38605.31(-287.49 -0.74%)
ナスダック   16163.48(-90.48 -0.56%)
CME日経平均先物 39420(大証終比:-370 -0.94%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は次第に下げ幅を広げる動きが出ており、ダウ平均は一時300ドル超下落する場面が見られた。IT・ハイテク株も戻り売りが強まっており、ナスダックも下げに転じている。エヌビディア<NVDA>やスーパー・マイクロ<SMCI>の売りが目立つ。

 特段の悪材料は見当たらないが、明日の米消費者物価指数(CPI)を警戒した動きが引き続き出ているものと思われる。「市場は先週あたりから、FRBとその利下げへのコミットメントを懸念し、水を差すような動きをしている。CPIが総合、コア指数ともに予想を上回れば、米株式市場の大きな調整のきっかけになるリスクは否めない」といった声も聞かれた。

アップル<AAPL> 168.73(+0.28 +0.16%)
マイクロソフト<MSFT> 422.06(-2.53 -0.60%)
アマゾン<AMZN> 185.22(+0.03 +0.02%)
アルファベットC<GOOG> 157.51(+1.37 +0.88%)
テスラ<TSLA> 176.67(+3.69 +2.13%)
メタ<META> 507.67(-11.58 -2.23%)
AMD<AMD> 167.96(-1.95 -1.14%)
エヌビディア<NVDA> 835.11(-36.22 -4.16%)
イーライリリー<LLY> 755.65(-21.64 -2.78%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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