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【通貨】外為サマリー:151円90銭前後で推移、高値圏での神経質な値動きに

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 9日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=151円90銭前後と前日午後5時時点に比べ3銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=164円98銭前後と同40銭強のユーロ高・円安で推移している。

 前日のニューヨーク市場では米利下げ期待が後退するなか米長期金利が上昇し、ドル円相場は一時151円94銭まで上伸した。これを受けた、東京市場ではドル円は、151円90銭前後の高値圏で推移。午前9時時点では151円80銭台で推移していたが、午前10時にかけ151円90銭前後に値を上げた。鈴木俊一財務相は9日、「行き過ぎた動きにはあらゆる手段を排除せず、適切な対応をとっていきたい」と語り、政府・日銀による為替介入への警戒感もくすぶるなか、152円ラインを前に神経質な値動きとなっている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0858ドル前後と同0.0020ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。




出所:MINKABU PRESS

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