【材料】中本パックスが続伸、25年2月期最終益は3期ぶり過去最高で2円増配を計画
中本パックス <日足> 「株探」多機能チャートより
資源価格の高騰などを背景に売上原価の上昇が見込まれるなか、食品関連では100%子会社化したMICS化学などが収益増に寄与する。ラベルレスサーマルトップシールなど環境対応包装材の受注数量も増加を予想する。IT・工業材関連では第3四半期(9~11月)以降に徐々に回復すると想定する。
24年2月期の売上高は前の期比2.9%増の443億6200万円、最終利益が同17.7%減の10億5700万円だった。MICS化学の株式取得に伴う持ち分法による投資利益を計上した一方、連結子会社であるエヌ・ピー・ジー・ジャパンの株式譲渡に伴う特別損失もあって、最終利益は計画を1億9500万円下回って着地した。
出所:MINKABU PRESS