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【通貨】外為サマリー:一時151円40銭台に軟化、日米株安でリスク回避の円買い優勢

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 3日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=151円55銭前後と前日の午後5時時点に比べて10銭強のドル安・円高となっている。

 2日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=151円56銭前後と前日に比べて10銭弱のドル安・円高で取引を終えた。ユーロ買い・ドル売りが波及するかたちで一時151円47銭まで軟化したが、米長期金利の上昇がドルの下値を支えた。

 前日の米主要株価指数が下落したことで投資家のリスク選好姿勢が後退するなか、東京市場のドル円相場も軟調にスタート。日経平均株価が反落して始まると安全通貨とされる円が買われ、午前9時00分過ぎには151円44銭をつける場面があった。とはいえ、一段とドルを売り込む動きはみられず、日本政府・日銀による円買い介入を警戒しながら神経質な展開となっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0769ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0030ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=163円20銭前後と同30銭弱のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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