【材料】RIZAPグループ---健康経営優良法人2024(大規模法人部門)に4年連続認定
RIZAP <日足> 「株探」多機能チャートより
RIZAPグループ<2928>は14日、RIZAPグループと、その子会社であるRIZAPが、経済産業省と日本健康会議が選定する「健康経営優良法人2024(大規模法人部門)」に2024年3月11日付で認定されたことを発表した。今回で2021年度から4年連続の認定取得となる。
健康経営優良法人認定制度とは特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を「見える化」することで、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから評価を受けることができる環境を整備することを目的に、2016年度に経済産業省が創設した制度。健康・医療新産業協議会健康投資ワーキンググループ(日本健康会議健康経営・健康宣言10万社WG合同開催)において定められた評価基準に基づき、日本健康会議が「健康経営優良法人」を認定している。
同社は健康増進を普及する企業としての社会的責任として、RIZAPグループとその関連会社が健康維持・増進に努め、笑顔で輝けるような職場創り、従業員一人ひとりの人財価値の向上、ウェルビーイングな職場(健康な身体、健全な心、安心安全な職場、成長し承認される職場)の実現を目指した健康経営を推進していくとしている。
また、同社は、健康経営優良法人の認定要件を満たすことができる法人向けヘルスケアサービス(健康セミナー、特定保健指導、chocoZAPを活用した福利厚生など)を提供している。
なお同社は3月7日、代表取締役社長 瀬戸健氏の同社株式の立会外分売を発表している。瀬戸氏は、立会外分売にて発行済み株式の4.99%に相当する2775万株を売却する。しかしこの売却は単なる創業経営者の資産処分として実施するのではなく、瀬戸氏はその売却資金で、昨年8月に開示された第2回新株予約権を実行する予定。本募集新株予約権の行使により、同社の資本は最大で 106 億円以上の増加となり、大幅な財務基盤の強化が実現することとなる。同社は、この資金を、財務基盤強化のための施策ならびに chocoZAP 事業の成長投資資金等の調達手法のひとつとして位置付ける方針。また同社は東証プライム市場上場に向けて準備を進めているが、この立会外分売により流通株式比率が向上し、流通株式比率の上場要件はクリアすることになる。
《FA》
提供:フィスコ