東電HD <日足> 「株探」多機能チャートより
東京電力ホールディングス<
9501>が続伸、全般地合い悪に逆行高し一時5%を超える急伸で840円台まで水準を切り上げた。世界最大級の原発である同社の柏崎刈羽原発の再稼働に向けた思惑が高まっている。今週12日には国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長が斎藤健経済産業相と面談し、柏崎刈羽原発の稼働に向けて妨げるものがないという認識を示し、再稼働を支援することに言及したことが伝わった。これを株価刺激材料とみなした短期資金が攻勢を続けている。株式需給面では信用残は大幅に買い長ながら、日証金では貸株が融資を大きく上回り、直近貸借倍率は0.68倍となっている。
出所:
MINKABU PRESS