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【特集】ブロードリーフ Research Memo(6):2024年12月期の配当は未定だが、株主還元には前向き

ブロドリーフ <日足> 「株探」多機能チャートより

■株主還元策

ブロードリーフ<3673>は配当政策として、2020年12月期までは「安定した配当を継続していくことを基本方針として配当性向20%を目途とする」を掲げていたが、2021年12月期から「企業価値向上のための事業展開や財務健全性の維持に必要な内部留保を確保しつつ、業績に応じた利益配分を行うことを基本方針とし、連結配当性向35%以上を目途とする」に変更した。これに基づき、2021年12月期の年間配当は1株当たり8.70円(配当性向35.2%)とした。現在はクラウド型への移行中であることから2022年12月期及び2023年12月期は親会社の所有者に帰属する当期損失を計上したが、年間1.00円の配当を実施した。進行中の2024年12月期については当期利益を計上する計画だが、少額であるため配当は未定となっている。しかし会社は、「株主還元については前向きに検討したい」と述べていることから、2024年12月期は前期以上の配当を行う可能性もあると見ている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

《HH》

 提供:フィスコ

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