【特集】決算プラス・インパクト銘柄 … 積水ハウス、アインHD、泉州電 (3月1日~7日発表分)
泉州電 <日足> 「株探」多機能チャートより
―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の水準から8日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 アインHD <9627>
24年4月期第3四半期累計(23年5月-24年1月)の連結経常利益は前年同期比21.7%増の150億円に伸び、通期計画の193億円に対する進捗率は77.8%に達し、5年平均の70.8%も上回った。
★No.2 泉州電 <9824>
24年10月期の連結経常利益を従来予想の89億円→95億円(前期は87.7億円)に6.7%上方修正し、増益率が1.5%増→8.3%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
★No.3 タカショー <7590>
24年1月期の連結経常利益は前の期比74.5%減の2.5億円に落ち込んだが、25年1月期は前期比2.5倍の6.1億円に回復する見通しとなった。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<9627> アインHD 東P +14.56 3/ 1 3Q 21.69
<9824> 泉州電 東P +14.01 3/ 4 1Q 22.49
<7590> タカショー 東S +8.14 3/ 5 本決算 147.20
<6267> ゼネラルパ 東S +6.57 3/ 1 上期 77.24
<1928> 積水ハウス 東P +1.05 3/ 7 本決算 -2.33
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした8日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース