市場ニュース

戻る
 

【市況】ナスダックの一部の銘柄は間もなく上昇の終わりを迎えるとの指摘

 本日のナスダックは横ばいで推移しているものの、先週の金曜日にはついに史上最高値を更新していた。現在、市場の関心は再びFRBの同行に移っており、上昇が継続される勢いを示す兆候を待っている。しかし、ナスダックの一部の銘柄については、その上昇も間もなく終わりを迎えるかもしれないとの指摘が出ている。

 アナリストの目標株価のコンセンサスが今後1年間で1%以上の引き下げを想定している銘柄は以下の通り。

◆ネットフリックス<NFLX>
アナリストは近い将来7%近くの下落を予想し、投資判断を「中立」に引き下げている。同社は良好なファンダメンタルズを有しているが、株価は現在、フェアバリュー付近で取引されているという。2027年までの成長期待に対する様々な評価指標はむしろ一杯一杯のようだと指摘した。

◆AMD<AMD>
AMDもすぐに売られる可能性がある。この1年で同社株は約150%上昇したが、アナリストの平均予想では7%下落する可能性があるとしている。一部のアナリストは人工知能(AI)の収益期待が高まっているとして、この銘柄を「強いの買い」から「買い」に投資判断を引き下げた。「AIの成長に対する期待は非合理的な高揚であると見ている。AIは本当に大きいが、投資家が考えているほどではない」という。

◆ドアダッシュ<DASH>
 同社株は今年に入って35%以上上昇したが、アナリストの目標株価コンセンサスによれば3%下落する可能性がある。

◆コストコ<COST>
アナリストの目標株価によれば、株価は5%下落する可能性がある。

(NY時間15:15)(日本時間05:15)
ネットフリックス<NFLX> 619.00(-0.34 -0.05%)
AMD<AMD> 208.80(+6.16 +3.04%)
ドアダッシュ<DASH> 133.20(+5.77 +4.53%)
コストコ<COST> 758.58(+9.14 +1.22%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探からのお知らせ

    日経平均