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【市況】【市場反応】米10-12月期GDP改定値は予想外に下方修正、ドル軟化

米ドル/円 <日足> 「株探」多機能チャートより

米10-12月期国内総生産(GDP)改定値は前期比年率+3.2%と、予想外に速報値+3.3%から下方修正された。在庫が指数を押し下げ。同期個人消費改定値は前期比年率+3.0%と、下方修正予想に反し速報値+2.8%から上方修正された。

同時刻に発表された米1月卸売在庫速報値は前月比-0.1%と、11月来のマイナスに落ち込んだ。
米1月前渡商品貿易収支は-902億ドル。赤字幅は12月879億ドルから予想外に拡大し、昨年7月来で最大を記録した。

GDP改定値の予想外の下方修正に、米国債相場は上昇。10年債利回りは4.28%から4.27%まで低下した。
ドルも軟調に推移し、ドル・円は150円70銭から150円53銭まで下落。ユーロ・ドルは1.0810ドルから1.0826ドルまで上昇した。

【経済指標】
・米・10-12月期GDP改定値:前期比年率+3.2%(予想:+3.3%、速報値:+3.3%)
・米・10-12月期個人消費改定値:前期比年率+3.0%(予想:+2.7%、速報値:+2.8%)
・米・1月卸売在庫速報値:前月比-0.1%(予想:+0.2%、12月:+0.4%)
・米・1月前渡商品貿易収支:-902億ドル(予想-885億ドル、12月―879億ドル←―885億ドル)

《KY》

 提供:フィスコ

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