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【材料】一工薬が反発、新たなカーボンナノチューブ分散液の開発を材料視

一工薬 <日足> 「株探」多機能チャートより
 第一工業製薬<4461>が反発し、昨年来高値にツラ合わせした。27日午前10時、分散安定性や耐熱性に優れたカーボンナノチューブ分散液を開発したと発表。これを材料視した買いが株価を押し上げた。

 今回開発した「エレクセル PCC シリーズ」はカーボンナノチューブのバンドル径が汎用品よりも細く、導電性も高い。電子機器に塗布することで電磁波の遮へい機能を付与できるほか、高容量リチウムイオン二次電池用の導電剤として使用することで、電池の長寿命化を可能にするという。

出所:MINKABU PRESS

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