【特集】「01銘柄」が11位浮上、外国人買い期待される日本代表企業<注目テーマ>
TOPIX <日足> 「株探」多機能チャートより
1 半導体
2 人工知能
3 生成AI
4 宇宙開発関連
5 半導体製造装置
6 TOPIXコア30
7 JPX日経400
8 2023年のIPO
9 親子上場
10 円高メリット
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「01銘柄」が11位に浮上している。
日本株市場が活況を呈している。東京証券取引所の市場改革に伴う企業の経営改善や賃上げによるデフレ脱却への期待感から、海外投資家が日本への関心を強めていることが背景にある。米中対立の先鋭化で欧米を中心とした世界マネーが「中国売り・日本買い」に動いていることも追い風だ。更に、自国の経済低迷で海外株に活路を見出そうとする中国勢、豊富な資金力を持つ中東勢からも投資資金が流入しているという。
これら海外投資家の物色ターゲットになっている銘柄と言えば、東京エレクトロン<8035>をはじめとする半導体関連主力株だろう。加えて、トヨタ自動車<7203>やソニーグループ<6758>、ファーストリテイリング<9983>といった外国人にもなじみ深い大企業が挙げられる。こうしたなか、株式市場で「01(ゼロイチ)銘柄」への注目度がにわかに増している。
01銘柄とは、証券コードの末尾が「01」である銘柄のこと。各業種のなかで古い歴史を持つ代表的な企業であることが多い。富士フイルムホールディングス<4901>、日本製鉄<5401>、日立製作所<6501>のほか、NEC<6701>や日産自動車<7201>、伊藤忠商事<8001>、三井不動産<8801>、日本郵船<9101>、東京電力ホールディングス<9501>などがある。
出所:MINKABU PRESS