【材料】アップスタートが決算受け大幅安 第1四半期のガイダンスを嫌気=米国株個別
(NY時間09:41)(日本時間23:41)
アップスタート<UPST> 26.95(-5.97 -18.14%)
人工知能(AI)を使った融資プラットフォームを手掛けるアップスタート<UPST>が大幅安。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、経常収益が予想を上回り、EBITDAも予想外の黒字となった。ただ、株価はネガティブな反応。第1四半期のガイダンスを嫌気している模様で、経常収益の見通しが予想を下回っているほか、EBITDAは予想外の赤字を見込んでいる。
アナリストはAI融資プラットフォームに好意的になるための改善の兆しを待っているようだ。「第1四半期の経常収益見通しがコンセンサス予想を15%下回ったこと、自動車ローンが前四半期比で減少したこと、富裕層顧客が信用問題に直面し始めているとの見方があることを考えれば、株価下落は驚くことではない」と述べている。その上で、自身の2024年度の売上高とEBITDA見通しを下方修正した。
(10-12月・第4四半期)
・1株損益(調整後):-0.11ドル(予想:-0.13ドル)
・経常収益:1.40億ドル(予想:1.35億ドル)
・EBITDA(調整後):620万ドル(予想:-73万ドル)
・EBITDAマージン:0%(予想:-1.2%)
(1-3月・第1四半期見通し)
・経常収益:約1.25億ドル(予想:1.46億ドル)
・EBITDA(調整後):-約2500万ドル(予想:+498万ドル)
【企業概要】
消費者のローンに対する需要を集約し、AI対応銀行パートナーのネットワークに接続するクラウド型プラットフォームを提供する。消費者はより高い承認率・低金利や自動化サービスを、銀行パートナーは新規顧客へのアクセス、詐欺や損失率の低下、融資プロセスの自動化促進等の為のサービスを利用できる。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
アップスタート<UPST> 26.95(-5.97 -18.14%)
人工知能(AI)を使った融資プラットフォームを手掛けるアップスタート<UPST>が大幅安。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、経常収益が予想を上回り、EBITDAも予想外の黒字となった。ただ、株価はネガティブな反応。第1四半期のガイダンスを嫌気している模様で、経常収益の見通しが予想を下回っているほか、EBITDAは予想外の赤字を見込んでいる。
アナリストはAI融資プラットフォームに好意的になるための改善の兆しを待っているようだ。「第1四半期の経常収益見通しがコンセンサス予想を15%下回ったこと、自動車ローンが前四半期比で減少したこと、富裕層顧客が信用問題に直面し始めているとの見方があることを考えれば、株価下落は驚くことではない」と述べている。その上で、自身の2024年度の売上高とEBITDA見通しを下方修正した。
(10-12月・第4四半期)
・1株損益(調整後):-0.11ドル(予想:-0.13ドル)
・経常収益:1.40億ドル(予想:1.35億ドル)
・EBITDA(調整後):620万ドル(予想:-73万ドル)
・EBITDAマージン:0%(予想:-1.2%)
(1-3月・第1四半期見通し)
・経常収益:約1.25億ドル(予想:1.46億ドル)
・EBITDA(調整後):-約2500万ドル(予想:+498万ドル)
【企業概要】
消費者のローンに対する需要を集約し、AI対応銀行パートナーのネットワークに接続するクラウド型プラットフォームを提供する。消費者はより高い承認率・低金利や自動化サービスを、銀行パートナーは新規顧客へのアクセス、詐欺や損失率の低下、融資プロセスの自動化促進等の為のサービスを利用できる。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美