市場ニュース

戻る
 

【材料】スナップ、世界で約10%の人員削減計画 株価下落=米国株個別

(NY時間11:21)(日本時間01:21)
スナップ<SNAP> 16.41(-0.64 -3.75%)

 スナップ<SNAP>が取引開始前に全世界で約10%の人員削減を実施すると発表した。この人員削減により、退職金および関連費用として5500万ドル-7500万ドルの税引き前費用が発生するほか、将来の現金支出として4500万ドル-5500万ドルを含むその他費用が発生すると述べた。大半は第1四半期に発生するとしている。

 同社は声明で「この人員削減はわれわれの最優先事項に取り組むために事業を最適な位置に置くために行う」と述べた。同業他社のSNSと同様、同社は広告収入の減少を補うため、人員削減や優先順位が低くなったプロジェクトを淘汰し不振に対処してきた。

 僅か4カ月前、同社は企業向けの拡張現実(AR)サービスを手掛ける部門を閉鎖すると発表し、広告に依存する同社を多角化するための最新の試みを中止した。同事業の閉鎖により、170名の雇用が削減される見込み。

 同社は昨年9月時点で約5400人を雇用。その合計から10%削減すると、約540人の雇用が失われることになる。ただ、株価は下落。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探からのお知らせ

    日経平均