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【材料】カーリットHは後場一段高、自動車用緊急保安炎筒など伸長し第3四半期営業利益37%増

カーリットH <日足> 「株探」多機能チャートより
 カーリットホールディングス<4275>は後場一段高で、昨年来高値を更新。正午ごろに発表した第3四半期累計(23年4~12月)連結決算が、売上高269億500万円(前年同期比1.3%増)、営業利益23億8400万円(同37.0%増)、純利益18億5900万円(同27.4%増)と大幅増益となったことが好感されている。

 電子材料分野とシリコンウエハー分野は引き続き世界的な半導体需要低迷の影響を受けて苦戦したものの、自動車生産の増加に伴う自動車用緊急保安炎筒や金属スプリング及びプレス品は堅調に推移。ボトリング事業やエンジニアリングサービス事業も伸長した。

 なお、24年3月期通期業績予想は、売上高380億円(前期比5.5%増)、営業利益31億5000万円(同19.3%増)、純利益26億円(同15.7%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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