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【市況】株価指数先物【昼】 +1σを下回る水準では押し目狙いのスタンス


 日経225先物は11時30分時点、前日比50円高の3万6090円(+0.13%)前後で推移。寄り付きは3万6190円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万6125円)を上回る格好から、買い優勢で始まった。現物の寄り付き直後に3万6060円まで軟化する場面も見られたが、中盤にかけてロングの流れが強まり、一時3万6230円まで上げ幅を広げた。ただし、買い一巡後は再びこう着感の強い値動きとなり、終盤にかけて3万6030円と下落に転じる場面も見られた。

 日経225先物は、ボリンジャーバンドの+1σ(3万6130円)を上回って始まり、その後3万6230円まで買われたものの、+1σ水準をキープできなかった。一方で、終盤にかけて下落に転じたが、下へのバイアスは強まらず、下値の堅さも意識されていた。ファーストリテイリング <9983> [東証P]、アドバンテスト <6857> [東証P]、信越化学工業 <4063> [東証P]、東京エレクトロン <8035> [東証P]が日経平均株価を牽引するなか、日経225先物は+1σを下回る水準では、押し目狙いのスタンスに向かわせよう。

 なお、NT倍率は先物中心限月で14.26倍に上昇した。ただし、一時14.30倍まで上昇した後は前日の終値を挟んでの小動きであり、指数インパクトの大きい値がさ株が牽引するものの、NTロングには傾いていない。

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