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【市況】株価指数先物【昼】 短期的にショートを仕掛けてくる動きが入りやすい


 日経225先物は11時30分時点、前日比280円安の3万6260円(-0.76%)前後で推移。寄り付きは3万6500円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万6475円)にサヤ寄せする格好から、やや売り優勢で始まった。直後に付けた3万6510円を高値にショートが強まり、3万6230円まで下落幅を広げた。売り一巡後は3万6330円~3万6430円辺りでの保ち合いを継続。終盤にかけてレンジを下回ると、一時3万6200円まで売られ、朝方に付けた安値を下回った。

 日経225先物は、概ねオプション権利行使価格の3万6250円から3万6500円の狭いレンジでの推移となった。ナイトセッションで3万6030円まで売られたことで、戻りの鈍さが意識される局面では短期的にショートを仕掛けてくる動きが入りやすい。ただし、3万6000円を下回ってきたとしても、ボリンジャーバンドの+1σと+2σとのレンジ推移を継続するなか、押し目狙いのロング対応に向かわせよう。

 なお、NT倍率は先物中心限月で14.34倍に低下した。東京エレクトロン <8035> [東証P]、アドバンテスト <6857> [東証P]が堅調な半面、ファーストリテイリング <9983> [東証P]の下落が日経平均型の重荷となっている。ボリンジャーバンドの+1σが14.30倍辺りに位置しているため、同水準まで低下するようなら、NTロング組成のタイミングになりそうだ。

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