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【通貨】外為サマリー:国内長期金利の上昇が影響し一時148円00銭台に伸び悩む

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 24日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=148円11銭前後と前日の午後5時時点に比べて55銭程度のドル高・円安となっている。

 23日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=148円35銭前後と前日に比べて25銭程度のドル高・円安で取引を終えた。米長期金利が上昇したことを手掛かりに一時148円70銭まで上伸した。

 ただ、日銀の植田和男総裁が23日まで開いた金融政策決定会合後の記者会見で、基調的な物価上昇率が2%目標に向けて徐々に高まっていく確度は「少しずつ高まっている」との認識を示したことが円を下支え。この日の東京市場で国内の長期金利が0.700%と約1カ月ぶりの水準に上昇し、日米金利差の縮小が意識されるなか、ドル円相場は午前9時50分ごろには148円05銭まで伸び悩む場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0856ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0050ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=160円79銭前後と同20銭弱のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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