【材料】アメックスが下落 アナリストが投資判断を「売り」に引き下げ=米国株個別
(NY時間11:45)(日本時間01:45)
アメックス<AXP> 184.43(-2.34 -1.25%)
アメックス<AXP>が下落しており、ダウ平均を圧迫している。取引開始前にアナリストによる投資判断の「売り」への引き下げが伝わっていた。年末にかけて40%近く上昇した銀行株とその他金融株は、差し迫った信用サイクルと資本規制強化に対して脆弱だと指摘している。特にクレジットカードとプライムオートローンの償却率上昇に敏感な銘柄を特定し、同社株の投資判断も引き下げた形。
システム全体の信用が悪化しており、金融機関は新たに自己資本枠を拡大する必要性があると指摘している。景気見通しはソフトランディングを想定しているが、同社の信用予測モデルでは、システム全体の不良資産形成率は、特に無担保の消費者ローンや商業用不動産ローンで上昇すると予想しているという。アメックスは信用の質、準備金の妥当性、消費者関与コストの上昇、バリュエーションなどの要因に対する懸念から引き下げたとしている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
アメックス<AXP> 184.43(-2.34 -1.25%)
アメックス<AXP>が下落しており、ダウ平均を圧迫している。取引開始前にアナリストによる投資判断の「売り」への引き下げが伝わっていた。年末にかけて40%近く上昇した銀行株とその他金融株は、差し迫った信用サイクルと資本規制強化に対して脆弱だと指摘している。特にクレジットカードとプライムオートローンの償却率上昇に敏感な銘柄を特定し、同社株の投資判断も引き下げた形。
システム全体の信用が悪化しており、金融機関は新たに自己資本枠を拡大する必要性があると指摘している。景気見通しはソフトランディングを想定しているが、同社の信用予測モデルでは、システム全体の不良資産形成率は、特に無担保の消費者ローンや商業用不動産ローンで上昇すると予想しているという。アメックスは信用の質、準備金の妥当性、消費者関与コストの上昇、バリュエーションなどの要因に対する懸念から引き下げたとしている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美