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【市況】株価指数先物【昼】 買い一巡後もボリンジャー+2σ水準での底堅い値動き


 日経225先物は11時30分時点、前日比510円高の3万3830円(+1.53%)前後で推移。寄り付きは3万3760円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万3890円)にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まった。直後に付けた3万3750円を安値に上げ幅を広げると、現物の寄り付き後ほどなくして3万3970円まで買われた。節目の3万4000円に迫るなか、目先的な達成感が意識されやすく、買い一巡後はボリンジャーバンドの+2σ水準で売り買いが交錯している。

 日経225先物は、取引開始直後に昨年11月20日に付けた3万3770円を突破し、さらに+2σを上放れたことでショートカバーが強まった。+2σは3万3850円辺りまで上昇しており、同水準での底堅い値動きが続くようだと、再び節目の3万4000円狙ったロングの動きが意識されてきそうだ。

 なお、NT倍率は先物中心限月で14.01倍に上昇した。75日移動平均線までの調整を経てリバウンドを見せており、14.09倍辺りに位置する25日、200日線を捉えてくるかが注目されそうだ。米ハイテク株の強い上昇を受けて、東京エレクトロン <8035> [東証P]が1社で日経平均株価を100円超押し上げる格好である。

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