【市況】1月3日のNY為替概況
米ドル/円 <日足> 「株探」多機能チャートより
3日のニューヨーク外為市場でドル・円は142円82銭へ下落後、143円73銭まで上昇し引けた。
米12月ISM製造業景況指数や11月JOLT求人件数が予想を下回ったためドル買いが後退。その後、リッチモンド連銀のバーキン総裁が追加利上げの可能性も除外しない方針を確認したほか、米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した12月連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、数人の高官が政策金利を想定よりも長く、ピーク金利で据え置く可能性があると指摘、さらに、高官が当面の間、金融引き締め策を維持することが適切だと、再確認したことが明らかになり、予想程ハト派色が見られずドル買いが再開した。
ユーロ・ドルは1.0939ドルへ強含んだのち、1.0893ドルまで下落し、引けた。
ユーロ・円は156円00銭から156円79銭まで上昇した。
ポンド・ドルは1.2617ドルへ下落後、1.2677ドルへ上昇した。
ドル・スイスは0.8548フランへ上昇後、0.8501フランまで下落した。
《KY》
提供:フィスコ