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【特集】個人投資家・有限亭玉介:今年の振り返り&来年にも期待したい銘柄群を公開!【FISCOソーシャルレポーター】

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2023年12月17日12時に執筆

2023年は皆様にとってどのような年になりましたでしょうか。もしかすると、2023年から株式投資を始めて、あたくしの記事を参考にしてくださった方もいるかもしれません。株式市場という戦場で今年一年を共に戦ってくださり、ありがとうございました。どうぞ、よいお年をお迎えください。

改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

2023年のハイライトを振り返ってみますと、やはりウォーレン・バフェット氏が商社株を買い増ししたとの報道が伝わってからの日経平均は目覚ましい上昇でしたな。11月17日にも円建て社債を発行して円を調達したようですので、2024年もバフェット相場が再来するのか…思わず期待してしまいますねぇ。

東証の低PBR銘柄の是正を受けて、東証が日本の株式市場の魅力を高めようとする本気度が伺えた年でもありましたなぁ…。大局は米国の政策金利に右往左往しながらも、テーマ別では円安の輸出関連株から半導体関連、インバウンドや金融まで業績好調で着地しております。12月12日発表の11月の米消費者物価指数を見ると、米国のインフレは鈍化してきました。世界経済のマネーの流れに変化が出始めているようですねぇ。

2023年は日経平均が高値を付けると「バブル後最高値」という報道がされました。2024年は「バブル後」という枕詞が無くなる日が訪れて欲しいものですよ。波乱万丈だった2023年で注目した銘柄は引き続き2024年でも監視対象としながらも、日米両国の中央銀行の動きは逐一チェックしておく必要があります。不安要素である中国の景気後退や戦争などの地政学リスクも、株価や原油価格に影響を与えるでしょう。2023年での学びは、どんな荒波が来ようとも逆境に抗って底強いチャートを築く銘柄は確かに存在しているという事ですな。2024年も日々鍛錬を積みながら市場に向き合って、精進して参りますよ。

さて、過去記事を振り返ってみますと、10月28日配信の記事でご紹介したさくらインターネット<3778>は、11月28日に「政府クラウド」の提供事業者として認定されるとチャートは急騰しましたねぇ。その後もエヌビディアのCEOと岸田首相の面会が報じられると、同社に思惑買いが流入した模様です。

在庫調整が進んでいる半導体関連も、あたくしの記事では頻繁にご紹介致しました。11月11日配信の記事では独立系半導体商社の丸文<7537>をはじめ、佐鳥電機<7420>、三菱電機系の商社RYODEN<8084>が特に高パフォーマンスを挙げております。皆、記事が配信された後も上昇トレンドを形成して年初来高値を更新しました。3銘柄ともPBRは1倍割れですので、低PBR銘柄としても思惑があります。AI半導体の争奪戦が2024年は更に激化するのか…。目下、開発中である新材料の先端半導体の動向もチェックしつつ、しっかり監視を強めて参りますよ。

2024年も引き続き物色されそうなテーマは低PBRですかねぇ。農薬や医薬部外品などの化学工業薬品を手掛ける南海化学<4040>は、8月27日配信の記事でご紹介してから見事に上げてきましたな。24年3月期は過去最高益となる見通しで、増配も好感されましたな。

9月9日にご紹介した芦森工業<3526>は、12月時点でもPER・PBRともに割安水準ですな。自動車向けシートベルトやエアバッグを手掛ける同社は、自動車業界の復調に合わせてチャートも切り上げております。2024年は豊田合成<7282>との資本業務提携の効果が出始めるか注視です。

最後は鮮やかな上昇トレンドを形成している石塚硝子<5204>です。5月3日に当記事でご紹介してから7月31日の好決算を皮切りに、年初来高値を更新し続けてきました。それでもPBRは1倍割れですので、株主還元策があるか目を光らせております。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《TY》

 提供:フィスコ

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