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【材料】カーニバルが決算受け上昇 通期ガイダンスは最終的に保守的なものになるとの指摘=米国株個別

(NY時間13:08)(日本時間03:08)
カーニバル<CCL> 19.07(+1.00 +5.53%)

 クルーズのカーニバル<CCL>が上昇。取引開始前に9-11月期決算(第4四半期)を発表し、売上高が予想を上回ったほか、EBITDAが予想を上回っている。ガイダンスも公表し、通期のEBITDAは予想を上回る見通しを示した。

 2024年度通期のガイダンスは保守的との指摘も出ている。アナリストは「同社の24年度の最初のガイダンスは予想よりも良く、それは出発点に過ぎないと考える。消費者が現状維持で、燃料価格および為替がレンジ内で推移すれば、最初の通期EBITDAの見通しである56億ドルは最終的に保守的なものになると考える」と述べた。

(9-11月・第4四半期)
・1株損益(調整後):-0.07ドル(予想:-0.13ドル)
・売上高:54.0億ドル(予想:53.0億ドル)
・EBITDA(調整後):9.46億ドル(予想:8.72億ドル)

(12-2月・第1四半期見通し)
・EBITDA(調整後):約8億ドル(予想:8.53億ドル)

(24年度通期見通し)
・EBITDA(調整後):約56.0億ドル(予想:54.4億ドル)

【企業概要】
 北米・オーストラリア・欧州・アジアで、クルーズ客船を運航する。カーニバル・クルーズ・ライン、プリンセス・クルーズ、ホーランド・アメリカ・ライン等のブランドのクルーズラインを展開し、世界中の旅行者向けに、様々な文化や言語に対応する特別なバケーション体験を提供する。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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