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【通貨】外為サマリー:143円30銭台に軟化、株安でリスク回避のドル売り優勢

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 21日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=143円36銭前後と前日の午後5時時点に比べて20銭弱のドル安・円高となっている。

 20日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=143円57銭前後と前日に比べて30銭弱のドル安・円高で取引を終えた。同日に発表された米経済指標が堅調だったことを手掛かりに一時143円94銭まで強含んだものの、米長期金利の低下が重荷となるかたちで軟化した。

 日米金利差の縮小が意識されるなか、この日の東京市場のドル円相場も軟調な展開となっている。前日に米主要株価指数が下落した影響などから日経平均株価が大幅安となっていることでリスク回避的なドル売り・円買いが出やすく、午前9時50分ごろには143円32銭まで下押す場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0950ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0015ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=156円95銭前後と同45銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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