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【市況】20日の米株式市場の概況、過熱感高まりNYダウ475ドル安で10日ぶり反落

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 20日の米株式市場では、NYダウが前日比475.92ドル安の3万7082.00ドルと10日ぶり反落となった。前日までの連騰で過熱感の高まりが警戒された。早期の利下げ観測や米景気のソフトランディング(軟着陸)への期待が続き上昇する場面があったが、午後に入り持ち高調整目的の売りが優勢となり、下げに沈んだ。

 ウォルト・ディズニー<DIS>やコカ・コーラ<KO>、スリーエム<MMM>が売られ、ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>やセールスフォース<CRM>が軟調。エーオン<AON>とフェデックス<FDX>が大幅安となった。一方、ビーザー・ホームズUSA<BZH>が買われ、トロ<TTC>が急伸。CVSヘルス<CVS>やジョンソンコントロールズインターナショナル<JCI>がしっかり。

 ナスダック総合株価指数は225.280ポイント安の1万4777.943と10日ぶりに反落した。エヌビディア<NVDA>やテスラ<TSLA>が売られ、ブロードコム<AVGO>やアドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>、アプライド・マテリアルズ<AMAT>が軟調。ルーシッドグループ<LCID>やガーダント・ヘルス<GH>が大幅安となった。半面、アルファベット<GOOGL>とコインベース・グローバル<COIN>が堅調。マクロジェニクス<MGNX>が水準を切り上げた。

出所:MINKABU PRESS

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