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【通貨】外為サマリー:日米金利差拡大を意識したドル買いで145円30銭台に上昇

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 11日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=145円34銭前後と前週末の午後5時時点に比べて1円25銭程度のドル高・円安となっている。

 8日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=144円95銭前後と前日に比べて80銭強のドル高・円安で取引を終えた。同日に発表された11月の米雇用統計で労働需給の引き締まりが示されたことを受け、一時145円21銭まで上伸した。

 米連邦準備理事会(FRB)が早期に利下げするとの観測が後退するなか、ドルが買われやすくなっており、この日の東京市場のドル円相場は堅調な展開。前週末に米長期金利が上昇したことから日米金利差の拡大も意識され、午前9時50分過ぎには145円37銭をつける場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0772ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0007ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=156円57銭前後と同1円25銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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