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【市況】アジア株 総じて下落、上海株は小反発

東京時間18:02現在
香港ハンセン指数   17354.14(-170.92 -0.98%)
中国上海総合指数  3038.55(+6.85 +0.23%)
台湾加権指数     17341.25(+203.83 +1.19%)
韓国総合株価指数  2521.76(+26.10 +1.05%)
豪ASX200指数    7015.22(+27.58 +0.39%)
インドSENSEX30種  65950.50(-19.54 -0.03%)

 28日のアジア株は総じて上昇。上海株は小反発。中国の景気の先行き不透明感は根強いものの、医薬品株などが買われて上昇した。香港株は続落。中国景気への警戒感が重石となった。台湾株は反発。1%超の上昇となった。前日の米長期金利の低下などを背景にハイテク関連株などを中心に堅調な推移を見せた。
   
 上海総合指数は小反発。酒造会社の貴州茅臺酒、医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)、医療製品メーカーの無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アップテック)が買われる一方で、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、石炭エネルギー会社の中国神華能源(チャイナ・シェンファ・エナジー)が売られた。
   
 香港ハンセン指数は続落。オンライン生活関連サービス企業の美団(メイトゥアン)、カジノ・リゾート経営の金沙中国(サンズ・チャイナ)、再生エネルギー製品メーカーの信義光能(シンイー・ソーラー)、不動産投資会社の九龍倉置業地産投資(ワーフ・リアルエステート・インベストメント)、ビール会社の華潤ビール(チャイナ・リソーシズ・ビール)が売られた。
   
 豪ASX200指数は小反発。銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、鉱物探査会社のフォーテスキュー・メタルス・グループ、不動産会社のグッドマン・グループが買われる一方で、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループ、資源・鉱山会社のBHPグループが買われた。

出所:MINKABU PRESS

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