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【材料】オクタが下落 アナリストが先月のハッキングによるブランド低下を懸念=米国株個別

(NY時間09:55)
オクタ<OKTA> 71.64(-1.62 -2.20%)

 サイバーセキュリティのオクタ<OKTA>が下落。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げた。10月に顧客のファイルがハッキングされたことが同社のブランドを著しく低下させ、顧客の信頼感の欠如につながっていると指摘している。

 同社は、10月下旬に正体不明のハッキング集団がサポートシステムを通じて顧客ファイルにアクセスしたことを公表。このニュースを受けて同社株は急落していた。

 アナリストはこの事件を調査し、顧客や業界の専門家と独自のデューデリジェンスを行った結果、「ブランドは著しく低下し、顧客は同社との長期的な戦略的関係を再考している」という。株価のさらなる上昇への道筋は限定的で、現在のリスク・リワードは均衡と考えているとも述べている。

【企業概要】
 世界中で自動化ユーザー管理、統合、モバイルID、マルチファクター認証、およびリポートソフトウェアを提供しているアプリケーションソフトウェア開発会社。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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