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【市況】ロシア国民の半数がウクライナでの終戦望む

 ロシア国民のほぼ半数が、プーチン大統領にウクライナでの戦争終結に向けて協議開始を望んでいることが世論調査で判明した。戦争継続を望む人の数を初めて上回ったという。ブルームバーグがロシア・フィールドの世論調査をもとに伝えた。

 ロシア・フィールドが10月21-29日に1611人を対象に電話で実施した世論調査によると、回答者の約48%が和平交渉の時期にあるとの見方に賛同し、39%が戦争継続に賛成だった。和平交渉に賛成する割合は同社が昨年4月に戦争に対する意識を調査し始めて以来で最も高かった。ロシア・フィールドはクラウドファンディングで独立した世論調査を実施していると主張している。

 調査によれば、プーチン大統領が仮に明日、和平協定に署名すれば支持するとの回答はほぼ4分の3となった。過去にこの水準を上回ったのは、ロシアがウクライナでの戦闘のために30万人の予備役を招集すると発表した昨年9月のみだった。将来の動員への懸念も浮上し、58%が2度目の招集には反対だと回答した。

出所:MINKABU PRESS

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