【材料】ゲオHDが大幅続落、24年3月期業績及び配当予想を上方修正も材料出尽くし感強まる
ゲオHD <日足> 「株探」多機能チャートより
上期において、リユース衣料 ・服飾雑貨を取り扱う2ndSTREETの既存店売り上げが安定して伸長し、売り上げが想定を上回った。一方のレンタル商材は市場縮小に伴い想定の範囲内で売り上げは減少したものの、新品商材やリユース通信機器及び高級時計を中心としたリユースラグジュアリー商材の販売が好調に推移しており、これらにより上期業績が計画を上回ったことが要因としている。
同時に発表した第2四半期累計(4~9月)は、売上高2157億6100万円(前年同期比25.0%増)、営業利益73億700万円(同16.1%増)、純利益57億1700万円(同26.3%増)だった。
更に、24年3月末時点の株主に対する株主優待の提供を最後に、株主優待制度を廃止すると発表した。より公平な利益還元を実現するのが狙いとしている。
出所:MINKABU PRESS