【材料】UBEは一時マイナス圏、樹脂・化成品が下振れし今期業績予想を下方修正
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中国経済の停滞を背景に、ナイロンポリマー・カプロラクタムは販売数量が落ち込み、価格スプレッドも縮小。樹脂・化成品部門の収益が想定よりも下振れし、下期の需要回復も大幅に遅れる見通しとなった。今期の売上高予想は5450億円から4840億円(前期比2.2%減)に下方修正した。上期(4~9月)の連結業績は、売上高と営業利益、経常利益は計画を下振れて着地する。一方、セメント関連事業における販売価格の是正効果により、持ち分法投資損益が大幅に改善するほか、税金費用の減少もあって、上期の最終利益は計画を上回って着地する格好となった。
出所:MINKABU PRESS