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【通貨】来週の為替相場見通し=米長期金利動向に注目

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 来週の外国為替市場のドル円相場は、米長期金利動向などが注目されそうだ。予想レンジは1ドル=149円30~151円30銭。

 今週は31日の日銀金融政策決定会合の結果発表を受け一時151円70銭前後までドル高・円安が進んだが、1日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利据え置きが発表されると150円台前半へのドル安・円高に振れた。特に、FOMCでは米利上げ打ち止め観測を背景に米長期金利が低下。これが、日米金利差縮小観測を呼んだ。3日に発表される米10月雇用統計に左右される面も大きいが、来週も米長期金利の低下基調が続けば、ドル売り・円買いの動きが強まることも予想される。

 経済指標では7日に中国10月貿易収支、米9月貿易収支、9日に中国消費者物価指数(CPI)、10日に米11月ミシガン大学消費者マインド指数。国内では9日に10月30~31日開催の日銀金融政策決定会合の「主な意見」、10月景気ウォッチャー調査などが発表される。




出所:MINKABU PRESS

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