【材料】ヤム・チャイナが決算受け大幅安 インフレ圧力と誤ったモデル化で予想下回る=米国株個別
(NY時間09:38)
ヤム・チャイナ<YUMC> 43.41(-9.15 -17.41%)
中華圏でKFCやピザハットといったファストフードを展開するヤム・チャイナ<YUMC>が大幅安。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、既存店売上高が予想を下回ったほか、1株利益、売上高とも予想を下回った。ピザハットが不調だったほか、レストラン利益率も予想に届かなかった。ヨンCFOは声明で「9月下旬から10月にかけて消費者の需要が軟化した」と述べていた。
アナリストも既存店売上高、利益率、1株利益の未達を強調。「予想を下回る1株利益の主な要因はインフレ圧力の上昇と、昨年からの一時的な誤ったモデル化により、レストラン利益率が予想を下回ったことだ」と指摘している。
(7-9月・第3四半期)
・既存店売上高:4.0%(予想:4.9%)
KFC:4.0%(予想:5.0%)
ピザハット:2.0%(予想:5.6%)
・1株利益(調整後):0.59ドル(予想:0.69ドル)
・売上高:57億ドル(予想:58.1億ドル)
・レストラン利益率:17.0%(予想:20.2%)
・店舗数:1万4102店(+500店)(予想:1万3956店)
(通期見通し)
・新規出店:1400~1600店(従来:1100~1300店)
【企業概要】
香港・マカオ・台湾を除く中国において、レストランチェーンを所有・運営、又はフランチャイズ展開する。KFC、Pizza Hut、および一定の条件のもと、Taco Bellのブランドを運営し、サブライセンスを供与する独占的権利を保有する。中国外での事業展開にも取り組む。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
ヤム・チャイナ<YUMC> 43.41(-9.15 -17.41%)
中華圏でKFCやピザハットといったファストフードを展開するヤム・チャイナ<YUMC>が大幅安。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、既存店売上高が予想を下回ったほか、1株利益、売上高とも予想を下回った。ピザハットが不調だったほか、レストラン利益率も予想に届かなかった。ヨンCFOは声明で「9月下旬から10月にかけて消費者の需要が軟化した」と述べていた。
アナリストも既存店売上高、利益率、1株利益の未達を強調。「予想を下回る1株利益の主な要因はインフレ圧力の上昇と、昨年からの一時的な誤ったモデル化により、レストラン利益率が予想を下回ったことだ」と指摘している。
(7-9月・第3四半期)
・既存店売上高:4.0%(予想:4.9%)
KFC:4.0%(予想:5.0%)
ピザハット:2.0%(予想:5.6%)
・1株利益(調整後):0.59ドル(予想:0.69ドル)
・売上高:57億ドル(予想:58.1億ドル)
・レストラン利益率:17.0%(予想:20.2%)
・店舗数:1万4102店(+500店)(予想:1万3956店)
(通期見通し)
・新規出店:1400~1600店(従来:1100~1300店)
【企業概要】
香港・マカオ・台湾を除く中国において、レストランチェーンを所有・運営、又はフランチャイズ展開する。KFC、Pizza Hut、および一定の条件のもと、Taco Bellのブランドを運営し、サブライセンスを供与する独占的権利を保有する。中国外での事業展開にも取り組む。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美