【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】 … シーユーシー、弁護士ＣＯＭ、ドリコム　(10月20日～26日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の水準から27日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ＰＬＡＮＴ <7646>
　23年9月期の経常利益(非連結)は前の期比19.2％増の18.2億円になり、従来予想の11.8億円を上回り、減益予想から一転して増益で着地。

★No.2　植松商会 <9914>
　24年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比14.1％増の8100万円に伸び、通期計画の1億1400万円に対する進捗率は71.1％に達し、5年平均の59.2％も上回った。

★No.3　石塚硝 <5204>
　24年3月期の連結経常利益を従来予想の15億円→38億円(前期は23.1億円)に2.5倍上方修正し、一転して64.0％増益を見込み、一気に2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<7646> ＰＬＡＮＴ 　　東Ｓ 　 +68.32 　 10/23　本決算　　　　4.11
<9914> 植松商会 　　　東Ｓ 　 +20.12 　 10/26　　上期　　　 14.08
<5204> 石塚硝 　　　　東Ｓ 　 +18.06 　 10/25　　上期　　　 74.38
<4832> ＪＦＥシステ 　東Ｓ 　 +10.98 　 10/26　　上期　　　 45.04
<6027> 弁護士ＣＯＭ 　東Ｇ　　 +8.21 　 10/25　　上期　　　 47.21

<9478> ＳＥＨＩ 　　　東Ｓ　　 +7.91 　 10/26　　上期　　　-14.77
<3793> ドリコム 　　　東Ｇ　　 +6.59 　 10/26　　上期　　　-70.72
<9368> キムラユニテ 　東Ｓ　　 +6.28 　 10/26　　上期　　　 18.35
<6629> Ｔホライゾン 　東Ｓ　　 +5.69 　 10/25　　上期　　　　黒転
<4479> マクアケ 　　　東Ｇ　　 +4.87 　 10/24　本決算　　　　黒転

<3912> モバファク 　　東Ｓ　　 +4.76 　 10/24　　　3Q　　　 21.90
<1775> Ｅ＆Ｃ 　　　　東Ｓ　　 +4.68 　 10/26　　上期　　　 23.30
<9158> シーユーシー 　東Ｇ　　 +4.46 　 10/25　　上期　　　-26.15
<4685> 菱友システム 　東Ｓ　　 +4.04 　 10/26　　上期　　　 38.98
<6023> ダイハツデ 　　東Ｓ　　 +3.77 　 10/26　　上期　　　 40.75

<5576> ＯＢシステム 　東Ｓ　　 +3.70 　 10/24　　上期　　　 22.94
<3839> ＯＤＫ 　　　　東Ｓ　　 +3.46 　 10/25　　上期　　　　赤縮
<6858> 小野測器 　　　東Ｓ　　 +3.42 　 10/25　　　3Q　　　　赤拡
<4556> カイノス 　　　東Ｓ　　 +0.59 　 10/25　　上期　　　 -0.38
<9733> ナガセ 　　　　東Ｓ　　 +0.54 　 10/25　　上期　　　-42.10

<8914> エリアリンク 　東Ｓ　　 +0.54 　 10/26　　　3Q　　　 14.95
<4929> アジュバン 　　東Ｓ　　 +0.22 　 10/20　　上期　　　　赤転

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした27日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース