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【市況】東京株式(前引け)=大幅続伸、米株高に追随し半導体関連などが牽引

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 25日前引けの日経平均株価は前営業日比404円57銭高の3万1466円92銭と大幅続伸。前場のプライム市場の売買高概算は6億957万株、売買代金概算は1兆5943億円。値上がり銘柄数は1432、対して値下がり銘柄数は196、変わらずは31銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は日経平均が続急伸、前日の後場の地合いの延長でリスクを取る動きが加速する展開となった。前日の欧米株市場が総じて堅調となり、米国では長期金利の上昇が一服しハイテク株などへの買い戻しが顕在化していることで、東京市場もこれに追随する形に。特に半導体関連株に買いが集中し、全体相場を押し上げている。値上がり銘柄数は1400を上回り、プライム市場の86%の銘柄が上昇している。売買代金はやや盛り上がりを欠いている。

 個別ではレーザーテック<6920>がしっかり、東京エレクトロン<8035>、ソシオネクスト<6526>なども高い。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが堅調、トヨタ自動車<7203>も上値を追った。野村マイクロ・サイエンス<6254>はストップ高人気。サムコ<6387>も値を飛ばした。半面、ニデック<6594>は続落、第一三共<4568>も冴えない。霞ヶ関キャピタル<3498>は大幅安。KOA<6999>が急落、マネックスグループ<8698>も軟調。

出所:MINKABU PRESS

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