【注目】★本日の【イチオシ決算】 野村マイクロ、雪印メグ、ラクス (10月24日)
野村マイクロ <日足> 「株探」多機能チャートより
※決算発表の集中期間(10月25日~11月14日)は、『決算特報』を毎日3本配信します。
1.★本日の【サプライズ決算】 速報 <16時>に配信
2.★本日の【サプライズ決算】 続報 <18時>に配信
3.★本日の【イチオシ決算】 <20時>に配信
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【株探プレミアム】会員向けには、より早い“超速報”を毎日2本配信します。
1.★本日の【サプライズ決算】 超速報 <15時10分>に配信
2.★本日の【サプライズ決算】 超速報・続報 <15時40分>に配信
ご注目ください。なお、配信時間は多少前後します。
1)本日(10月24日)引け後に発表された決算・業績修正
●イチオシ決算
【野村マイクロ <6254> [東証P]】 ★上期経常を2.2倍上方修正、通期も増額
◆24年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の28.6億円→62億円に2.2倍上方修正。水処理装置、メンテナンスともに受注が堅調に推移したことに加え、大型水処理装置案件の工事が想定以上に進捗したことが上振れの要因。
併せて、通期の同利益も従来予想の69.8億円→95.5億円に36.8%上方修正。増益率が8.8%増→48.8%増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
●サプライズな決算発表・業績修正
雪印メグ <2270> [東証P] ★上期経常を58%上方修正、通期も増額
◆24年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の77億円→122億円に58.4%上方修正。昨年から実施している値上げの浸透に加え、エネルギーをはじめとするコストの上昇幅が想定を下回ったことなどが要因。
併せて、通期の同利益も従来予想の150億円→195億円に30.0%上方修正し、増益率が3.6%増→34.7%増に拡大する見通しとなった。
霞ヶ関C <3498> [東証P] ★東証プライム上場記念配当50円を実施
◆東証プライム上場記念配当を実施する形で、24年8月期の期末配当を従来計画の120円→170円(前期は60円)に大幅増額修正した。
エイチーム <3662> [東証P] ★今期最終を2.2倍上方修正
◆24年7月期の連結最終利益を従来予想の3.6億円→7.8億円に2.2倍上方修正。増益率が2.5倍→5.5倍に拡大する見通しとなった。女性向け生理予測・体調管理アプリ「Lalune」を開発・運営するラルーン事業をメドレー <4480> に譲渡することに伴い、特別利益4.8億円を計上することが最終利益を押し上げる。
ラクス <3923> [東証P] ★上期経常を27%上方修正・3期ぶり最高益更新へ
◆24年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の13.7億円→17.4億円に27.2%上方修正。増益率が97.3%増→2.5倍に拡大し、3期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。クラウド事業の主力サービスである楽楽精算、楽楽明細の新規受注が好調だったことが寄与。人件費や広告宣伝費、外注費などのコストが想定を下回ったことも上振れにつながった。
東映アニメ <4816> [東証S] ★上期経常を41%上方修正、通期も増額
◆24年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の98億円→138億円に40.8%上方修正。「聖闘士星矢 The Beginning」に関する評価損を計上したものの、前期に公開した映画の波及効果が継続し、国内で配信権販売や商品化権販売、商品販売事業が想定より伸び、売上高が計画を18.2%も上回ったことが利益を押し上げた。
上期業績の好調に伴い、通期の同利益も従来予想の178億円→200億円に12.4%上方修正し、減益率が40.3%減→32.9%減に縮小する見通しとなった。
理想科学 <6413> [東証P] ★上期経常を53%上方修正
◆24年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の15億円→23億円に53.3%上方修正。減益率が42.2%減→11.4%減に縮小する見通しとなった。為替の円安進行によるプラス効果などが上振れの要因となった。
かわでん <6648> [東証S] ★今期経常を41%上方修正
◆24年3月期上期(4-9月)の経常利益を従来予想の3.1億円→5.6億円に77.8%上方修正。部品調達の早期対応などによって生産の平準化・原価の改善が図られたほか、原材料・エネルギー価格の高騰に対する営業努力が奏功した。
併せて、通期の同利益も従来予想の6.3億円→8.9億円に41.3%上方修正し、増益率が25.7%増→77.6%増に拡大する見通しとなった。
ムサシ <7521> [東証S] ★上期経常を4倍上方修正、通期も増額、配当も6円増額
◆24年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の1.8億円→7.4億円に4.0倍上方修正。情報印刷産業機材や貨幣処理機器、紙・紙加工品が順調に推移したほか、選挙部門では統一地方選挙向け機器販売が好調だった。また、利益率の高いシステム販売やサポート業務が伸長したことも上振れに貢献した。
上期業績の好調に伴い、通期の同利益も従来予想の5.8億円→11.2億円に93.1%上方修正し、減益率が78.5%減→58.5%減に縮小する見通しとなった。
併せて、年間配当を従来計画の24円→30円(前期は43円)に増額修正した。
リックス <7525> [東証P] ★今期経常を一転3%増益・最高益に上方修正、配当も13円増額
◆24年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の17.1億円→20.2億円に18.1%上方修正。鉄鋼、自動車及びゴム・タイヤ部門を中心に順調に推移したほか、円安に伴う為替差益の発生も利益を押し上げた。
併せて、通期の同利益も従来予想の35.5億円→38.6億円に8.7%上方修正。従来の5.3%減益予想から一転して3.0%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
業績好調に伴い、年間配当を従来計画の120円→133円(前期は135円)に増額修正した。
松風 <7979> [東証P] ★今期経常を一転8%増益に上方修正・最高益更新へ
◆24年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の20億円→23.8億円に19.1%上方修正。これまでの積極的な拡販戦略が奏功し、海外販売が堅調に推移したほか、原価率の改善や円安効果なども利益を押し上げた。
併せて、通期の同利益も従来予想の39.3億円→45.7億円に16.1%上方修正。従来の7.1%減益予想から一転して7.9%増益を見込み、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
マキヤ <9890> [東証S] ★上期経常を一転33%増益に上方修正
◆24年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の7.3億円→10.5億円に44.9%上方修正。従来の8.4%減益予想から一転して32.7%増益見通しとなった。食品などの販売価格上昇に加え、安心安価の実践やマキヤプリカなどの販促強化も奏功し、フード部門を中心に売上高が好調に推移したことが寄与。
2)10月25日の決算発表銘柄(予定) ★は注目決算
■取引時間中の発表
◆第2四半期決算:
<5204> 石塚硝 [東S]
<6798> SMK [東P]
★<8595> ジャフコG [東P]
◆第3四半期決算:
<6858> 小野測器 [東S]
■引け後発表
◆第2四半期決算:
<3839> ODK [東S]
<3850> イントラマト [東S]
<4498> サイバトラス [東G]
<4552> JCRファ [東P]
<4690> 日パレット [東S]
<5609> 日鋳造 [東S]
<6629> Tホライゾン [東S]
<6955> FDK [東S]
★<9158> シーユーシー [東G]
<9698> クレオ [東S]
<9733> ナガセ [東S]
◆第3四半期決算:
★<2212> 山パン [東P]
<4722> フューチャー [東P]
★<6141> DMG森精機 [東P]
<6164> 太陽工機 [東S]
<6653> 正興電 [東P]
<6663> 太洋工業 [東S]
<7739> キヤノン電 [東P]
<8060> キヤノンMJ [東P]
■発表時間未確認 ※カッコ()内は直近決算発表の公表時刻
◆第2四半期決算:
<4556> カイノス [東S] (前回11:30)
<6027> 弁護士COM [東G] (前回15:30)
◆第3四半期決算:
<8892> 日エスコン [東P] (前回15:00)
合計26社
※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。
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