【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証プライム】 … ディスコ、ベイカレント、高島屋　(10月13日～19日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の水準から20日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.4　テラスカイ <3915>
　24年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比20.3％減の2.9億円に減り、通期計画の11.8億円に対する進捗率は25.3％にとどまり、5年平均の46.6％も下回った。

▲No.5　パソナＧ <2168>
　24年5月期第1四半期(6-8月)の連結最終利益は前年同期比85.5％減の1.8億円に大きく落ち込み、6-11月期(上期)計画の18億円に対する進捗率は10.4％にとどまり、5年平均の51.4％も下回った。

▲No.6　北の達人 <2930>
　24年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比15.9％減の4.5億円に減り、従来の17.0％増益予想から一転して減益で着地。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3073> ＤＤグループ 　東Ｐ 　 -31.00 　 10/13　　上期　　　　黒転
<3994> マネフォ 　　　東Ｐ 　 -25.81 　 10/13　　　3Q　　　　赤縮
<6532> ベイカレント 　東Ｐ 　 -21.00 　 10/13　　上期　　　 22.98
<3915> テラスカイ 　　東Ｐ 　 -17.36 　 10/16　　上期　　　-20.32
<2168> パソナＧ 　　　東Ｐ 　 -14.07 　 10/13　　　1Q　　　-39.14

<2930> 北の達人 　　　東Ｐ 　 -13.97 　 10/13　　上期　　　-15.93
<7354> Ｄｍミックス 　東Ｐ 　 -13.14 　 10/13　　上期　　　-52.90
<2884> ヨシムラＨＤ 　東Ｐ 　 -10.49 　 10/13　　上期　　　 86.08
<6572> ＲＰＡ 　　　　東Ｐ 　 -10.00 　 10/13　　上期　　　　黒転
<8185> チヨダ 　　　　東Ｐ　　 -9.61 　 10/13　　上期　　　　黒転

<3387> クリレスＨＤ 　東Ｐ　　 -8.97 　 10/13　　上期　　　-21.89
<3087> ドトル日レス 　東Ｐ　　 -7.12 　 10/13　　上期　　　129.16
<1887> 日本国土開発 　東Ｐ　　 -7.09 　 10/16　　　1Q　　　　赤転
<6146> ディスコ 　　　東Ｐ　　 -5.60 　 10/19　　上期　　　-19.63
<8233> 高島屋 　　　　東Ｐ　　 -5.17 　 10/13　　上期　　　 51.96

<6866> ＨＩＯＫＩ 　　東Ｐ　　 -4.94 　 10/16　　　3Q　　　 23.15
<6058> ベクトル 　　　東Ｐ　　 -2.76 　 10/13　　上期　　　-51.61
<9837> モリト 　　　　東Ｐ　　 -2.69 　 10/13　　　3Q　　　 14.08
<8167> リテールＰＡ 　東Ｐ　　 -2.24 　 10/13　　上期　　　 43.28
<8200> リンガハット 　東Ｐ　　 -1.77 　 10/13　　上期　　　700.00

<3548> バロック 　　　東Ｐ　　 -1.26 　 10/16　　上期　　　275.45
<3198> ＳＦＰ 　　　　東Ｐ　　 -1.07 　 10/13　　上期　　　-10.28
<3608> ＴＳＩＨＤ 　　東Ｐ　　 -1.03 　 10/13　　上期　　　-15.01
<2305> スタ・アリス 　東Ｐ　　 -0.73 　 10/13　　上期　　　　赤転
<8203> ＭｒＭａｘ 　　東Ｐ　　 -0.33 　 10/13　　上期　　　-31.62

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした20日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース