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【市況】株価指数先物【昼】 日経平均型に資金が集中


 日経225先物は11時30分時点、前日比190円高の3万1920円(+0.59%)前後で推移。寄り付きは3万1900円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万1820円)を上回り、買い先行で始まった。前日の700円を超える大幅な上昇に対する利益確定により、現物の寄り付き直後には3万1800円まで上げ幅を縮めた。しかし、利食いをこなしながら下値を切り上げる形でリバウンドを継続し、中盤には3万1950円まで買われ、ナイトセッションで付けた3万1970円に迫る場面も見られた。

 日経225先物は、米長期金利の低下を受けた米株高の流れを引き継ぐ格好となった。指数インパクトの大きい値がさハイテク株などが日経平均株価を牽引する一方で、バリュー株や中小型株の弱さが目立っており、TOPIXマザーズ指数はマイナス圏での推移となっている。日経平均型に資金が集中する格好で、NT倍率は先物中心限月で13.79倍に上昇した。一時13.81倍まで上昇する場面も見られ、上値抵抗線として機能していた25日移動平均線を上回って推移している。リバランスが中心とみられるが、NTロングによるスプレッド狙いに向かわせているようだ。

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